こんな「異音」は要注意!4つの音を紹介します
以前、「クルマの未病」ブログにて『異音』について記事を投稿しました。
今回、修理・板金ブログではどんな異音があるのか、いつくかご紹介いてまいります。
ファンベルト
バッテリーを充電するために用いられる「オルタネーター」とよばれるベルトの音。
異音について、お客様から相談される件数も多い箇所です。
エンジンをかけたあと、しばらくすると「キュルキュル」とか「シュルシュル」という音がすることがあります。
さらにエアコンをかけた状態でアクセルを踏みだすと「ギャー」という音が鳴ることも。
ベルトはゴム製なので、温めたり冷めたりすることで伸び縮みを起こすのが原因です。
劣化も考えられますので、気になったらご相談ください。
ドライブシャフト
ハンドルの動きをタイヤに伝える「ドライブシャフト」からの異音についてご相談されることもあります。
ドライブシャフトのブーツとよばれる箇所には通常、グリスが封入されています。
たまに遠心力などによってグリスが漏れ出し、ハンドルを切るたびに金属音が鳴ることも…。
グリスが切れた状態でいると、ドライブシャフトが損傷し、交換が必要になる場合もあります。
定期的に車検・点検をしていればグリスの漏れはすぐに発見できます。
異変を感じたらお気軽にお申し出ください。
ドラムブレーキ
ドラムブレーキというブレーキが搭載されている車は、特に後部の「ドラム」と「ブレーキシュー(ライニング)」については要注意。
ドラムブレーキはホイールの内側から押さえる仕組みになっています。
ドラムと直接接するブレーキシューや、シューを取り付けるフロントパッドがなくなると「キーキー」や「ゴー」という音が鳴ります。
さらに、そのまま放っておくとパッド自体でブレーキをかけることになるので、大変危険です。
ブレーキが効きにくくなることもあり、車検・点検等で未然にトラブルを防ぎましょう!
エンジンオイルがなくなると…
また、オイルがなくなるとシャトルとメタルが接触し、エンジンを動かしている際に「カタカタ」という音が鳴り響きます。
そのまま乗り続けていると、最悪エンジンが焼きつくこともあるのです。
ここまで来てしまうと、エンジンも総取替となり、修理費用もかさんでしまいます。
オイル交換や点検を定期的に行っていれば防げます!
お困り事や心配事などがありましたら、どうぞお気軽に藤沢自動車株式会社(ロータスフジサワ)までお問い合わせください。