【女性の方・初心者向け】 クルマを知ろう!①『ボンネットを開けてみよう!』

日を増すごとに、春らしくなってきました。いよいよ行楽シーズンがやってきます!

「車のメンテナンスは車検の時だけ」だけという方はいらっしゃいませんか。お出かけ先で急な車のトラブルは、せっかくの楽しい計画が台無しです。

今回は、車のことを語らせれば何時間でも話せてしまうほど“クルマ愛が深い”、当社ベテランメカニックのスタッフIに、車の構造について聞いてみました。

ご存じですか?ボンネットの開け方・閉め方

ボンネットを開けたことがないのですが、開け方を教えてください

「まずはエンジンを切って、ボンネットを開けてみましょう。ボンネットレバーは、日本車では運転手が座っている位置から届く足元近辺に設置されています。外車の場合は助手席にあったりするんですよ。手前に引っ張ると『ボン』と音がしてボンネットが少し浮いた状態になるので、この隙間に手を入れてロックレバーを解除して開けます。ボンネットが落ちてきて怪我や破損をしないために、ボンネットステーという棒が、エンジンルームにあるので、ボンネット側にある穴にステーを奥までしっかり差し込み、ボンネットを固定します。」

給油口レバーはガソリンを入れる度に意識しますが、ボンネットレバーはご存じない方が多いですよね

「自動車教習所で習った以来、開けたことがないという方も多いようです。ちなみに給油口の位置は、給油メーターをみれば一目瞭然です。このように給油マークの左右どちらかに三角マークで表示されているので、ガソリンスタンドで慌てずに済みますよ」

いろいろな装置がありますね

「大きく分類すると、車の心臓部でもあるエンジンのほか、バッテリー・ブレーキオイル・エンジンオイル・冷却水・ウインドウォッシャー液があります。もし、ラジエーターから湯気が上がっていても、絶対にキャップを開けたりしないでくださいね。湯気が噴出して、大変危険です。車の整備に慣れていらっしゃらない方が知らずに触ると、思わぬけがや故障の原因になることもあるので、ご注意ください」

ボンネットを閉める際のポイントは?

「閉め方はまず、固定していたステーを外します。急にしまってケガをしないように必ず手で支えてください。車種にもよりますが体重をかけて押し込むとへこむ可能性があるので、20cm~30cmの高さから落とすように閉めてください。このように柔らかい材質なのは、万が一衝突した際に衝撃を軽減するためなのです。ボンネットの裏側の溝も、衝突を吸収できるように設計されているんですよ。ほら、ここのライト裏の空間もそうです!この限られた空間内には、無駄なものは一切ありません‼」

思わず熱く語る姿、車への愛にあふれていますね!

「楽しいはずの行楽で、車の突然のトラブルにあわないためには、日ごろからドライブ中の異音などに耳を傾けることが大切です。大掛かりな修理になる前に、自動車整備店をかかりつけ医のようにご利用ください。当社では、春のお出かけ前にピッタリな点検キャンペーンを3月末まで実施しています。快適なドライブのためにも、ぜひご検討ください

 

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