5月から7月にかけて横浜・名古屋・オンラインで開催される「人とくるまのテクノロジー展 2024」(主催:公益社団法人自動車技術会)にスズキが出展…とのプレスリリースが発表されました。
人とくるまのテクノロジー展2024
https://www.suzuki.co.jp/release/d/2024/0515/index.html
この出展での目玉は主に3つあり、
- インドでのバイオガス事業 <参考展示車> ワゴンR CBG車
- 水素エンジンの研究開発 <二輪技術展示車> 水素エンジンバーグマン
- 次世代モビリティの研究開発 <参考出品車> 次世代四脚モビリティ「MOQBA(モクバ)」
となっています。
なかでも注目をあるめているのが、CBG事業に適応したワゴンRです。
CBG(Compressed Biomethane Gas)とは「圧縮バイオメタンガス」のこと。
インドでは神聖な動物とされる牛(その数およそ2億頭!)から排泄されるフンからガスなど生成させ、そのガスでクルマの燃料にしようという取り組みです。
ウシ10頭が1日に排出するフンで、およそクルマ1台の1日分の燃料を得ることができるのだそう。
スズキは2022年よりインドでのCBG事業をスタートさせ、これら燃料を用いた天然ガス車のシェアの拡大を図っています。
さらにスズキは牛糞を1㎏あたりおよそ2円で買い取り、エネルギーを生成。
余った残渣などは肥料などに有効利用するなどして、環境負荷の抑制にも貢献するとのこと。
エネルギーの地産地消で、環境問題にも一役買うだろうワゴンR、期待です。
他に水素エンジンを搭載した二輪車「バ―グマン400 ABS」。
あらゆる路面に対応できるよう開発された次世代四脚モビリティ「MOQBA(モクバ)」など、ワクワクするような展示が目白押し。
スズキの今後の取組に注目ですね!